即日ファクタリング7選!審査・入金スピードを比較【2024年5月最新】

資金調達に困ったときは「即日ファクタリングできる業者を見つけたい」となることも多いでしょう。

ファクタリング会社の特徴はさまざまで、中には即日審査・入金などのスピーディーな対応にこだわっている業者もあります。

そのため急ぎで資金調達する必要があるときは、即日ファクタリング可能な業者を調べておきましょう。

ただし、即日ファクタリングを希望する際は、さまざまな点に注意する必要があります。

そこで今回は、即日入金可能なファクタリング会社のおすすめ7選を紹介しつつ、ファクタリング利用時の注意点を解説していきます。

「今すぐ会社の資金が必要」「急きょ売掛金の入金が遅れてしまった」などの状況に困っているときは、ぜひ参考にしてみてください。

即日ファクタリング7選!審査から入金までの速度を比較

即日入金に対応しているおすすめのファクタリング業者は、以下の7社です。

まずはどのような会社があるのかチェックし、申し込みやすい会社を選びましょう。

QuQuMo

QuQuMo
入金速度最短2時間
手数料1.0%~14.8%
2社間ファクタリング
3社間ファクタリング不可
対象者法人・個人
対応債権請求書
契約方法非対面
必要書類通帳コピー
請求書
公式サイトhttps://ququmo.com/

QuQuMoは、オンライン完結で、最短2時間で入金可能なファクタリング業者です。

申し込み・入金にあたって来店や書類郵送などの手続きは必要なく、Webで気軽に手続きできることがメリットになります。

最短スピードであれば、以下の流れ・所要時間で、スピーディーに請求書の現金化が可能です。

  1. 基本情報入力・必要書類の登録【最短10分】
  2. 書類をもとに審査・見積もり【最短30分】
  3. 内容に問題がなければ契約・銀行振込で入金【最短1時間】

契約締結は電子契約のCloud sign(クラウドサイン)で行うため、安全性が高く、迅速に手続き完了できます。

さらに、2社間ファクタリング対応のため、審査・契約にあたって取引先とQuQuMoがやり取りすることは一切ありません。

必要書類は請求書・通帳のみで、決算書や商業登記簿謄本などの別書類を用意せずに申し込めるのも嬉しいポイントです。

ビートレーディング

ビートレーディング
入金速度最短2時間
手数料2%~12%
2社間ファクタリング
3社間ファクタリング
対象者法人・個人
対応債権請求書・注文書
契約方法対面・非対面
必要書類請求書・注文書
通帳コピー
公式サイトhttps://betrading.jp/

ビートレーディングは、「ファクタリングのパイオニア」として多くの実績を持つ業者です。

累計の取引実績は5万件以上、累計買取額は1,170億円を達成(※2023年9月時点)しており、信頼性の高い業者といえます。

入金までは最短即日~3日が目安のため、書類提出・審査等がスムーズにいけば、申し込み後2時間程度で振り込んでもらえるのが特徴です。

申し込みから最終的な入金までの流れは以下のようになります。

  1. Web・電話・メール・LINEいずれかの方法で無料見積もり
  2. 簡単な申し込み内容のヒアリング
  3. Web・電話・FAX・LINEで必要書類を提出
  4. オンライン・来社・訪問いずれかの方法で契約
  5. 契約後、即日で入金

契約はオンライン・来社(東京・仙台・名古屋・大阪・福岡)・担当者訪問のいずれかが選べますが、即日入金を希望する場合はやはりオンライン(電子契約)がおすすめといえます。

なお、上記の手順・流れは初回契約時のもののため、2回以降はさらに契約・入金もスピーディーになる傾向です。

ビートレーディングは2社間ファクタリング・3社間ファクタリングの両方に対応しているため、都合の良いほうを選んで申し込めます。

全国5箇所に営業拠点を持ち、10年以上続く会社のため、数あるファクタリング業者の中でも信頼しやすいでしょう。

日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構
入金速度最短3時間
手数料1.5%~
2社間ファクタリング
3社間ファクタリング
対象者法人・個人
対応債権請求書・注文書・契約書など
契約方法非対面
必要書類通帳コピー
請求書・注文書・契約書など
公式サイトhttps://chushokigyo-support.or.jp/

日本中小企業金融サポート機構は、支援総額113億円・取引件数4,800社という実績を持つ、中小企業を経済面でサポートすることを目的とした一般社団法人です。

ファクタリングではあらゆる業種からの申し込みを受け付けており、手続きが早く済めば、最短即日で入金してもらえます。

ファクタリング以外では、会社の状況に応じた金融機関紹介、リースバックなども行っており、適した金融サポートを受けられるのが特徴です。

日本中小企業金融サポート機構には「即日調達診断」があり、現金化可能額や手数料をチェックすることができます。

なお、申し込みの流れは以下のとおりです。

  1. 電話・Web(申し込みフォーム)から問い合わせ
  2. 専属の担当者から電話・メールなどでヒアリング
  3. 必要書類(通帳コピーと売掛金に関する資料)を提出
  4. 審査結果の連絡(最短30分)
  5. オンラインで契約後、可能額が入金される

日本中小企業金融サポート機構のファクタリング審査の結果は、最短30分です。

審査後、契約手続きを迅速に済ませることができれば、申し込み当日に現金を受け取ることが可能になります。

ファクタリング手法は2社間・3社間の両方が可能なため、自社に合う選択肢を検討できるでしょう。

アクセルファクター

アクセルファクター
入金速度最短2時間
手数料2%~
2社間ファクタリング
3社間ファクタリング
対象者法人 ・個人
対応債権請求書・注文書など
契約方法対面・非対面
必要書類通帳コピー
請求書
公式サイトhttps://accelfacter.co.jp/

アクセルファクターは、審査通過率93%を誇るファクタリング業者です。

そのため審査に不安のある中小企業や個人事業主の方でも、比較的安心感を持って申し込めるのがメリットです。

さらに「どこよりも早いこと」にこだわりがあり、全体取引の約半数以上は即日完遂という実績があります。

急ぎで請求書の現金化を希望するときは、積極的に相談したいファクタリング業者といえるでしょう。

基本的な申し込みの流れは以下のとおりです。

  1. 公式ホームページからWeb申し込み
  2. 担当者から必要書類の連絡が来る
  3. 必要書類をメールやFAXなどで提出する
  4. 売掛債権の存在、入金タイミング、取引先の経営状況などをもとに審査が実施される
  5. 審査完了後、銀行口座に入金される

下限額は30万円のため、小規模経営者・フリーランスなども申し込みやすいといえます。

アクセルファクターでは業界初の「早期申込割引」も実施しており、早いタイミングで申し込めば、以下のように手数料の割引が適用されるのが特徴です。

入金希望日の60日前に申し込み手数料2%割引
入金希望日の30日前に申し込み手数料1%割引

審査通過に期待しやすいこと・対応が早いこと・お得に利用できることなど、さまざまな面でメリットの多い業者といえます。

ラボル

ラボル
入金速度最短60分
手数料一律10%
2社間ファクタリング
3社間ファクタリング不可
対象者法人・個人
対応債権請求書
契約方法非対面
必要書類請求書
エビデンス(担当者とのメールなど)
公式サイトhttps://labol.co.jp/

ラボルは、フリーランス・個人事業主向けのファクタリング業者です。

ファクタリングと聞くと、法人向けであることがやはり多いため、フリーランス・個人事業主は申し込むうえでハードルの高さを感じる傾向にあります。

しかしラボルは、そんなフリーランス・個人事業主のために資金調達のサポートを積極的に行っているため、申し込みやすいのが利点です。

即日ファクタリングも可能で、申し込みからは最短60分程度で入金ができます。

業種・職種に制限はなく、さらに嬉しいのは独立開業直後の方でも、柔軟に申し込みを受け付けてもらえる点です。

申し込みの流れは以下のとおりになります。

  1. 基本情報入力や本人確認書類アップロードを行い、会員登録を済ませる
  2. 請求書とエビデンス(担当者とのメール履歴など)をアップロードし、買取申請する
  3. 提出書類をもとに審査が実施される
  4. 審査後、24時間365日即時振り込んでもらえる

ラボルでは1万円から買取申請を受け付けているため、少額の資金調達でも気軽に申し込めます。

基本的に取引は2社間ファクタリングのため、クライアントとラボルのやり取りは発生しません。

さらに手数料は一律10%で、わかりやすいことが大きなメリットです。

ペイトナーファクタリング

ペイトナーファクタリング
入金速度最短10分
手数料一律10%
2社間ファクタリング
3社間ファクタリング不可
対象者法人・個人
対応債権請求書
契約方法非対面
必要書類請求書
本人確認書類
公式サイトhttps://paytner.co.jp/factoring

ペイトナーファクタリング(旧:yup先払い)は、最短10分での入金が可能なファクタリング業者です。

面倒な電話・メールのやり取りはなく、スムーズに手続きが進むのが特徴といえます。

個人事業主やフリーランス向けのため、提出書類は請求書など必要最低限のもので済み、事業計画書・決算書などは不要です。

これまでの申請件数は10万件を突破しているため、実績豊富な業者としても信頼できます。

具体的な申請手順は、以下のとおりです。

  1. PDFや画像形式の請求書をアップロード
  2. 書類をもとに審査が実施される
  3. 審査結果がメールに通知され、同時に入金完了となる(最短10分)

また、振込先口座は自由に設定できるため、申請にあたって新しい口座を開設する必要はありません。

パートナー企業には多くの大手企業・有名企業があり、多くの場面で信頼を獲得していることがわかります。

有名メディアでの紹介実績も多いため、利用するうえで安心感のある会社といえるでしょう。

ファクタリングベスト

ファクタリングベスト
入金速度最短3時間
手数料業者による
2社間ファクタリング
3社間ファクタリング
対象者法人
対応債権請求書・注文書など
契約方法対面・非対面
必要書類業者による
公式サイトhttps://factoringbest.com/

ファクタリングベストは、複数の優良ファクタリング会社に同時に見積もり依頼し、比較できるサービスです。

最大4社で相見積もりができるため、買取可能額・手数料・入金スピードなどの面で会社を比較し、自分に合ったファクタリング会社を見つけられます。

見積もりできる会社の中には、即日入金可能な会社も含まれるため、「急ぎで入会可能な業者を比較したい」と考えている方におすすめです。

ファクタリングベストを利用する際は、以下の流れを押さえておきましょう。

  1. 公式ホームページから見積もり依頼
  2. 複数のファクタリング会社から買取条件が提示される
  3. 一番信頼できると感じたファクタリング会社と契約
  4. 契約後は、早ければ申し込み当日中の振り込みとなる

見積もりは無料のため、気軽に比較検討ができます。

「どのファクタリング会社が良いのかわからない…でも業者の選び方には失敗したくない」というときにおすすめのサービスといえるでしょう。

まとめて複数のファクタリング会社のサービスを確認できるため、2社間・3社間、どちらの方式にも対応しています。

なお、どのような業種でも相談は可能ですが、個人事業主・フリーランスは利用できないためその点は注意が必要です。

即日ファクタリングの実現は業者選びと契約方法が鍵

即日ファクタリングを成功させるには、業者選びと具体的な契約方法が鍵になります。

何も考えず業者や契約方法を選ぶと、即日での対応が難しい場合があるため、すぐに資金調達するのは難しいです。

即日ファクタリングを実現させるにあたって、チェックすべきポイントは、下記の2つです。

  • オンライン完結型のファクタリング業者がおすすめ
  • 契約方法は2社間で締結しよう!3社間は原則当日不可

上記の点をあらかじめチェックし、即日ファクタリング実現の可能性を高めましょう。

では、それぞれの重要なポイントを解説します。

オンライン完結型のファクタリング業者がおすすめ

即日ファクタリングを狙うには、オンライン完結で手続きできる業者に資金調達の申し込みをするのがおすすめです。

まず、ファクタリングにおける申し込みから契約までの方法には、さまざまなパターンが見られます。

  • 申し込みから入金まですべてオンライン(Web)完結
  • オンラインで申し込み、入金までは店舗や郵送でやり取りする
  • 申し込みから入金まで店舗や電話でのやり取りが必要

オンライン完結以外の場合、店舗や電話、郵送でのやり取りが必要になるため、その分手続きはあまり迅速とはいえなくなります。

郵送で書類提出をする場合は、即日審査は難しくなり、店舗に行くパターンもある程度時間はかかるでしょう。

対して、すべてオンライン完結が可能なら、申し込み→審査→契約→入金までが非常にスムーズなのがメリットです。

オンライン完結の場合、最短数時間で売掛金の買取金額を振り込んでもらえることもあります。

よって、即日ファクタリングを実現させたいときは、オンライン完結の会社を選ぶことが重要です。

なお、オンライン完結のファクタリング業者には、以下のようにほかにも多くのメリットがあります。

  • 提出書類は最低限で済む場合が多い
  • 郵送・店舗訪問の手間・費用がかからない
  • 担当者との面談は実施されない
  • 手数料が安くなっている業者も少なくない
  • 契約後はほぼ即時振込となる

オンライン完結のファクタリングでは、迅速な審査を心がけているため、提出書類は最低限で済むことが多いです。

決算書や事業計画書、商業登記簿謄本などの書類は不要で、通帳コピーと請求書の2点で申し込めるパターンは少なくありません(※場合によって別の書類が必要になることもあります)。

また、郵送・店舗訪問の手間・費用を抑えられるため、会社や自宅にいながらすぐ申し込めることも嬉しいメリットといえるでしょう。

面談や相談などが実施されないことも、申し込みやすいポイントの一つです。

ほかにも、すべての業者にいえるわけではないものの、オンライン完結のファクタリング業者は手数料が安いケースもあります。

オンライン完結なら書類代・郵送代などが削減でき、業者にとっては浮いた費用をある程度手数料軽減に還元できるからと考えられます。

そのうえ、オンライン完結なら、契約後はそのまま即時振込になるパターンはほとんどです。

郵送や対面で書類のやり取りをしなければならない場合は、契約締結の確認に時間がかかるため、入金にもややタイムラグが生まれてしまうでしょう。

このようにオンライン完結のファクタリングには、即時入金につながる要素と申し込みやすい要素がそろっているため、メリットが豊富です。

早めの入金を希望するときは、まず、オンライン完結できる会社を積極的に選びましょう。

契約方法は2社間で締結しよう!3社間は原則当日不可

即日ファクタリングを狙うときは、2社間ファクタリングでの契約が望ましいです。

結論からいうと、3社間ファクタリングは、原則として即日入金はほぼ難しいからです。

まず、ファクタリングには、以下の2つの手法があります。

  • 2社間ファクタリング
  • 3社間ファクタリング

2社間ファクタリングでやり取りが発生するのは、申込者とファクタリング事業者のみです。

自社とファクタリング会社のみでやり取りし、契約・入金・返済までを行うため、自社の取引先(売掛先)とのやり取りは一切発生しません。

一方で3社間ファクタリングでは、申込者である自社とファクタリング業者、そして売掛先の3社間でやり取りが必要になります。

では、それぞれのメリット・デメリットを整理しながら、即日ファクタリングを狙うときのポイントを見ていきましょう。

2社間は入金速度が早いけど手数料が高めの設定に

2社間ファクタリングは入金速度が早いことが大きなメリットのため、即日ファクタリングに向いています。

ここで、2社間ファクタリングの流れを整理してみましょう。

  1. ファクタリング業者に申し込み、請求書等を提出する
  2. 業者は提出書類などをもとに審査を行い、問題なければ買取金額を入金する
  3. のちに、本来の入金日に売掛先から売掛金が入金される
  4. ファクタリング業者に返済する

上記の流れの中では、ファクタリング業者と売掛先のやり取りは一切発生しません。

また、ファクタリングの申し込みにあたって、自社と売掛先でやり取りすることもありません。

そのため手続きはスムーズに進み、審査さえ円滑に進めば、入金スピードは非常に早いといえます。

ただし、その代わり2社間ファクタリングは、手数料が高めの傾向にあるため注意が必要です。

スムーズに資金調達できるものの、その分手数料の出費は高くついてしまうため、ファクタリングを利用するかは慎重に検討する必要があります。

3社間は手数料が低めの設定だけど入金速度が遅い

まず、最初に軽く触れたとおり、3社間は即日でのファクタリングに向いていません。

売掛先との相談・確認などが必要になる分、審査の迅速化は難しく、入金もほぼ翌日以降となるパターンが多いからです。

3社間ファクタリングの流れを整理してみましょう。

  1. ファクタリング業者に申し込み、請求書等を提出する
  2. 売掛先にファクタリング利用について連絡し、了承を得る
  3. 審査後、買取金額が入金される
  4. 売掛金の入金日に、売掛先は直接ファクタリング業者に売掛金を入金する

3社間ファクタリングでは、まず、ファクタリング利用について売掛先から了承を得る必要があります。

そのうえでファクタリング利用後は、売掛先は直接ファクタリング業者に入金する流れになります。

その旨もあわせて説明し、売掛先には納得してもらう必要があるため、資金調達までにはある程度時間がかかることが通常です。

即日対応は難しく、実際に「即日入金」をうたうファクタリングは、基本的に「2社間ファクタリングでの契約の場合」になることがほとんどでしょう。

なお、3社間ファクタリングは2社間と比べると、ファクタリング業者にとって取引の安定性が高まるため手数料が低く設定されていることが多いです。

そういった点はメリットといえますが、やり取りが増える分、即日入金は不可のためあらかじめ注意が必要です。

即日ファクタリングを利用するならコレだけは抑えよう

即日入金のファクタリングを利用する際は、トラブルにならないために、下記の点もチェックしておきましょう。

  • 売掛先にバレたくないなら2社間で契約するのが必須
  • 売掛先が個人事業者の場合は利用できない業者が多い
  • 土日・祝日に即日ファクタリングできる業者は少ない

ファクタリングについて知識が不足している状態で申し込むと、さまざまな点で失敗・後悔につながる可能性があります。

それぞれの重要な点を見ていきましょう。

売掛先にバレたくないなら2社間で契約するのが必須

売掛先にバレずに即日ファクタリングしたいときは、基本的に2社間ファクタリングを利用する必要があります。

2社間ファクタリングは、自社とファクタリング業者の間でやり取りするのみで、売掛先は一切関与しないからです。

もちろん、ファクタリング業者から売掛先に連絡することもありません。

ファクタリングを利用したことを売掛先に知られれば、場合によっては資金不足・経営の不安定化を疑われ、契約を打ち切られる可能性もゼロではなくなります。

取引先と良好な関係をキープしていくなら、少しでも不安要素は感じさせたくないものです。

「クライアントにバレたくはないけれど、すぐに資金調達できないと困る」というときは、
2社間ファクタリングに対応している業者を探しましょう。

売掛先が個人事業者の場合は利用できない業者が多い

ファクタリングは、売掛先が個人事業主・フリーランスの場合、利用できないことが多い傾向にあります。

ファクタリングの審査では、売掛先の信用力が重要になるためです。

個人事業主・フリーランスは、法人と比べると、経営の安定性にやや不安要素を持たれることが多いです。

業歴・業績なども不透明なことが多く、ファクタリング業者としては「売掛金をしっかり支払ってくれるのか」判断しにくい傾向にあります。

そのためリスク回避として、売掛先が個人事業主のケースは、対応不可としているファクタリング業者は珍しくありません。

売掛先が個人事業主のときは、以下の対応を検討しましょう。

  • 売掛先が個人事業主でもOKな即日ファクタリング可能な業者を探す
  • 即日入金は難しくなるが3社間ファクタリングで申し込む
  • ファクタリングを諦めてビジネスローンなど別の資金調達方法を検討する

なお、自分自身が個人事業主の場合も、対応可能なファクタリング業者は限られる傾向にあるため注意が必要です。

土日・祝日に即日ファクタリングできる業者は少ない

即日入金できるファクタリング業者は複数ありますが、土日祝日も即日で振り込める業者は少ない傾向です。

土日祝日は、そもそも休業日にあたるからです。

ゴールデンウイークなどの大型連休・お盆・年末年始なども休業日になることが多いため、即日入金は難しくなります。

「即日入金」「24時間OK」などとうたうファクタリング業者は多いですが、その対応はあくまで営業日・営業時間の範囲内のため注意が必要です。

土日祝日にどうしても資金調達したいときは、土日祝日対応可能なファクタリング業者を探すと良いでしょう。

ファクタリング即日の利用がおすすめな人の特徴

資金調達するにあたって、ファクタリングを利用すべきか迷っている人も多いでしょう。

そのためここからは、即日でのファクタリングがおすすめの人の特徴を紹介していきます。

以下に該当するときは、即日ファクタリングの利用を積極的に検討してみましょう。

  • 資金繰りに困っていて支払いサイトが長い売掛債権を保有
  • 案件は終了しているが入金日が遅く次の案件を受注できない
  • キャッシュフローの周りを良くして経営改善を行いたい

それぞれの特徴について、詳しく解説していきます。

資金繰りに困っていて支払いサイトが長い売掛債権を保有

資金繰りに困っており、そんななかで支払いサイトの長い売掛債権を保有しているときは、ファクタリングでの資金調達を検討すると良いでしょう。

支払いサイトは取引内容・会社によって異なりますが、おおよそ30日~60日が一般的です。

しかし大型の取引を行ったときなどは、長い場合だと支払いサイトが90日~120日になることもあります。

支払いサイトが長い売掛債権を抱えている場合、運転資金に余裕があれば、資金繰りに問題はないでしょう。

しかし個人事業主や中小企業は、資金力が高いとはいえないケースも多いため、支払いサイトが長いと資金繰りに困ってしまうことも少なくありません。

とはいえ、銀行の融資やビジネスローンなどは、実際に融資されるまでに時間がかかってしまいます。

対して、ファクタリングなら、最短即日で売掛債権の買取→入金を検討してもらえます。

資金繰りに困っているときは、大きな助けになることは間違いないでしょう。

案件は終了しているが入金日が遅く次の案件を受注できない

「終了した案件の入金日が遅いので、次の案件がなかなか受注できない…」と困っている人にも、ファクタリングの利用はおすすめです。

運転資金にそこまで余裕がないときは、前回の案件の報酬をもとに次に案件を受注して…というかたちで経営を続けていくパターンもあります。

しかしそんななかで完了した案件の入金が遅くなれば、資金繰りと受注のスケジュールが一気に崩れてしまいます。

そのため入金が遅いせいで次の仕事が取れないときは、ファクタリングを利用し、経営資金の安定化を図ることが大切です。

ファクタリングは最短即日での入金が可能で、銀行の融資やビジネスローンと比べると、比較的申し込みやすいのがメリットです。

「こんなに自転車操業気味な会社では、融資なんて頼めない」と困っているときでも安心です。

キャッシュフローの周りを良くして経営改善を行いたい

ファクタリングを利用すれば、キャッシュフローの安定化が図れます。

そのためキャッシュフローの回りを良くしたうえで、経営改善を行いたいと考えている人にも、ファクタリングの利用はおすすめです。

すぐに使える「現金」が会社の資金として不足していると、キャッシュフローは不安定になりやすい傾向にあります。

そして現金の不足を招くものの一つに、売掛債権が挙げられます。

売掛債権を多く抱えた状態で、現金が少ない期間が長く続けば、「仕事はあっても使えるお金がない」という状態で経営は不安定化してしまうでしょう。

そんな不安定化した状況から経営改善を目指すなら、対策として挙げられるのは、借り入れやファクタリングなどの資金調達です。

なかでもファクタリングは、売掛債権の買取のため借り入れにはならず、実質的に売掛金の入金日を早められるのが利点になります。

特に即日ファクタリングなら、迅速に資金調達できるため、早めに経営改善を図りたいときにはぴったりの方法といえるでしょう。

即日ファクタリングに関するよくある質問とその回答

最後に、即日ファクタリングに関するよくある質問をまとめていきます。

  • 本当に取引先・クライアントに知られることはありませんか?
  • ファクタリングは違法なのでは?
  • 信用情報がブラックですが即日ファクタリングできますか?

では、気になる疑問や不安について、回答を見てみましょう。

本当に取引先・クライアントに知られることはありませんか?

2社間ファクタリングであれば、取引先・クライアントに知られることはありません。

「絶対に取引先に知られたくない」というときは、2社間ファクタリングの業者に申し込むこと、本当に2社間ファクタリングの契約になっているかよく確認することなどが大切です。

ファクタリングは違法なのでは?

ファクタリングは違法ではありません。

ファクタリングは借り入れではなく債権の売買取引にあたり、民法には「売掛債権を含む債券は譲渡可能」と定められています。

ただし、違法なファクタリングを行う業者も存在するため、利用時は十分に注意が必要です。

違法業者は、ファクタリングと称し、無許可で高金利の貸し付けを行っているのが特徴です。

安心して利用できるファクタリングか確かめるなら、「売掛金の譲渡・売買契約であり、借り入れでないこと」をよくチェックしましょう。

信用情報がブラックですが即日ファクタリングできますか?

ファクタリングは貸金業法に則って行われる現金の貸し付けではないため、信用情報は一切関係ありません。

そのためいわゆるブラックリストにあたる人でも、ファクタリングの申し込みは可能です。

審査にあたって信用情報を確認されることはなく、債権の健全性や自社・取引先の信用力などで問題がなければ、資金調達は可能となります。