公益財団法人 かなえ医薬振興財団
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はじめに

「かなえ医薬振興財団」は、生命科学分野の若手研究者を対象に、斬新な研究活動を支援する目的で1970年10月に設立されました。また、医学、薬学の進歩、発展ならびに国民医療および保健に貢献することも大きな目標として掲げています。設立以来、研究助成及び海外留学助成の2つの助成事業で数多くの医学・薬学分野の研究者に助成金を提供してきた当財団は、2011年4月より移行認定を受けて公益財団法人として新たにスタートいたしました。

財団名となっている「かなえ(鼎)」は、特徴的な三本の脚を持つ青銅製の器で、中国の故事にある王位継承の象徴とされる宝器に由来しています。鼎が三本の脚を必要とするように、国民の健康増進には三者のパートナー、すなわち製薬会社、医療行政、医師(研究者)の協力関係が重要であると考えられます。

現在は、日本におけるヘルスケアの増進に貢献するため、サノフィ株式会社が「かなえ医薬振興財団」の助成活動を経済的に支援しています。当財団は、サノフィ株式会社の前身会社であるフナイ薬品工業(株)が1970年に「かなえ新薬研究会」として設立しました。その後、1997年に「かなえ新薬研究会」から現在の「かなえ医薬振興財団」に名称を変更し、今日に至るまで支援活動が継続されています。初代の理事長は東北大学学長を務められた故 黒川利雄先生であり、財団活動は永年にわたり多くの著名な医療分野の指導者によって支えられてきました。これらの理事会メンバーに加え、評議員会メンバーも、医学・薬学分野の著名な指導者で構成されており、財団活動が強力に運営・実施されています。

「かなえ医薬振興財団」では、生命科学分野の斬新な研究の推進により、革新的な発見から臨床応用まで貢献できるよう、研究助成・海外留学に対する助成金の交付を行っています。研究助成金は40歳以下の研究者を対象とし、一方、海外留学助成金は35歳以下の日本人若手研究者に限定されています。また、2011年度より新たにアジア・オセアニア交流研究助成金の交付を45歳以下の日本人研究者を対象に行っています。医学・薬学の広い領域を対象とした助成金の募集は毎年6月に開始され、7月末に締め切られます。応募書類は選考委員によって厳正に審査され、理事会で承認を受けた後、10月末に選考者が発表されます。